
ヤング プロフェッショナル委員会
ヤングプロフェッショナル委員会の目的
本委員会は、ヤングプロフェッショナル(35歳以下)のISPEへの参画を促進し、製薬業界の次世代の担い手となる人材の育成を効果的且つ継続的に図ることを目的として、組織された委員会となっています。
活動内容
本委員会は、日本本部で組織されているEmerging Leaderと強固に連携することでEmerging Leaderの活動を支援し、製薬業界で活躍しているヤングプロフェッショナル向けに企画される各種イベントの運営を、Emerging Leaderと共に行っています。また、この連携を通じて、Emerging Leader自身に対する組織運営や人材育成に関する視野拡充、知識獲得の機会を積極的に提供していています。
これまでの主な成果
- 第1回から開催されているヤングプロフェッショナルのためのセミナーは活動報告のサイトからご参照いただけます。
- 日本本部初となるWebinarの開催
- Pharmaceutical Engineeringへの活動報告(March-April 2022 | Volume 42, Number 2)
- Pharm Tech Japanへの活動報告(Vol.38 No.8 May 2022)
- 東京大学学生による工場見学会でのISPE EL活動紹介、医薬品のライフサイクル講演
ヤングプロフェッショナル向け会員サービスの提供活動経緯について
ISPEでは会員向けにCOP活動、セミナー、ワークショップ、工場見学、交流会などのサービスの提供を行っています。国際本部ではこれらサービスをヤングプロフェッショナル(以下YP)向けに提供する活動が始まり、日本本部でも2012年頃から数名の理事およびYPと事務局で検討を始めました。
検討を重ねた結果、第一回目は宿泊での工場見学、セミナーと宿泊先でのワークショップと交流会を企画し、数十名のYPに参加頂き、楽しい雰囲気で大変有意義な機会を得ることができました。
さらなる活動として、御茶ノ水の事務所で安価にセミナーを開催することを検討し、事務所内の模様替えを行い、会議室でミニセミナーと交流会を始めることにしました。金曜日の18時から3時間ほどのセミナーですので関東近郊からの参加者を予測していましたが、全国からも多くのYPに参加頂きました。当初は、通常10数名程度の会議室の机をたたみ、椅子のみで20名程度の受講者となりますので、狭いなどの不評も予想されましたが、殆ど苦情もなく逆に狭いことで交流会が大変盛り上がっていたのが印象的でした。セミナーの内容はICH、PIC/S、バリデーション、エンジニアリング、化学工場のメンテナンスなど多岐にわたり、国内外の専門家にご協力頂きました。URSの作成では数回の連続セミナーを開催しました。
このように和気あいあいとした雰囲気でのYPセミナーの運用が始まり、事務所でのセミナーや地方での工場見学などを年数回開催し、その後、当初から描いておりましたYPによるYPセミナーが企画運営され、現在の活動に繋がっています。
※YPは国際本部の方針に準じて現在Emerging Leader(EL)の名称に変更しています。